みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


雨ニモ負ケズ

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち

で始まる有名な詩がありますが、今年のかぼちゃは正にこの詩のような
過酷な条件のオンパレードでした。

4月3日に定植したこの畑のかぼちゃ、収穫直前の7月2日の大雨により
このような有様です。

すでに、ほぼ完熟の状態でしたので大きく品質を落とすことはありませんが、
畑によってはかぼちゃ自体が水に浸かったりして、一部被害が出ています。
7月2日の大雨は3日まで降り続き、7月3日の降水量は234mmを記録しました。
南九州では土砂崩れが相次いでいて、
今週末からの長雨でさらなる被害が懸念されています。

農作物の状況も最悪で、ジャガイモ、大根、人参、らっきょう、
タバコ等で減収と品質の低下がありました。
これから収穫が本格化するゴボウ、里芋、かぼちゃも心配です。

すでに今日までで都城の雨量は2,310mmとなっており、
これは1年間の総雨量に匹敵します。
これから先は少雨傾向となり、ゲリラ豪雨や台風により時折まとまった雨が降ることが予想されます。
台風と言えば、今年はまだ3月に1つ発生したきりです。
例年だとすでに5~6号が発生している頃ですので、とても不気味です。

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

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