みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


夕立ちとお米の意外な関係

ここのところ、コンスタントに夕立ちが降っています。
夕立に伴い、雷も鳴ります。
雷という漢字は、田の上に雨と書きます。
稲妻という漢字は、文字通り稲の妻です。
でも、どういう由来でこういう漢字になったのでしょうか。

夕立ちやそれに伴う雷は、主に梅雨明けの7月頃から秋にかけて発生します。
7月頃といえば、お米の穂が出ようとする時期です。
昔は雷によって穂が出て、お米が実ると考えられていました。

ところで、おいしいお米はどうやって作られるのでしょうか。
風土では、おいしいお米を作るポイントは、寒暖差があり、冷たい水が
豊富にある地域だと考えています(そのために長田という地域で作っています)。
そして、昨日の日誌でも触れたように、幼穂形成期に必要なだけの穂肥を
与えることだと思います。
水稲はこの幼穂形成期に多くの窒素を必要とするのです。

昔は肥料が充分に調達できなかったため、落雷により空気中の窒素が水田に固定し、
結果としてお米の品質や収穫量が向上したようです。
また、夕立ちにより水田の水が冷やされることも、
お米の品質向上にはとても良いと思います。

稲妻という漢字も、「稲のつま(=配偶者)」と書くことから、
昔の日本では良いお米を作るには夕立ちが欠かせないと考えられていたのでしょう。

ピカ!ゴロゴロ・・・という光に名前をつけるにあたって、お米の出来になぞらえて
「雷」「稲妻」と名付けた当時の日本を思うのも、また一興ですね。

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

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