みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


ハウスと露地のショウガの差

3月5日にビニールハウスに植えたショウガと、一般の露地栽培のショウガ。
7月に入ってその差を見比べてみます。

南九州は6月28日に梅雨明けしたものの、地域によっては記録的な豪雨が続いています。
例年の梅雨明けは7月10日過ぎなので、戻り梅雨というか、
梅雨明け宣言が早かったのかなと思います。

ここまで雨が降ると一般的な露地野菜の生育は非常に厳しい状況で、
根菜類にも影響が出始めることが懸念されます。

今のところは少しの生育遅れという露地ショウガ。
2次茎が揃いつつあります。
今年はこの2次茎をネキリムシ(カブラヤガ、タマナヤガ等の野蛾の幼虫)に狙われるという、
初めての経験をしました。

その1か月前に定植したハウスショウガ。
すでに3次茎が立っており、ショウガの形が出来つつあります。
こちらは少々隔離された状態にあり、今のところ害虫の影響は少ないように思えます。

今までのような長雨の状態が続くと、一番恐ろしいのが「根茎腐敗病」です。
早くすっきりと梅雨明けして、数日に一度夕立が降るような気候になることを祈ります。

トラックバックURL

http://www.food-net.co.jp/_mt/mt-tb.cgi/115

前の日誌 次の日誌


プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

最近の日誌

月別に見る

カテゴリ別に見る