みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


実るほど

すっかり稲の穂が頭を垂れています。

去年は5/10の定植でしたが、今年は5/17に定植しました。
ですが、出穂はいずれも8/8頃と差はありませんでした。
早く植えれば早く収穫できそうですが、5月は気温や水温が低いため、
収穫時期はほぼ同じタイミングになります。

逆に、早く植えることで農薬(箱処理剤)の効果が早く切れてしまい、
病害虫が発生したりと、余計な農薬が必要になる可能性があります。
また、水の管理をする期間が長くなりますので、その手間(コスト)もかかります。

来年は6/1~6/10くらいの定植を計画していますが、その頃にはどこの水田も
定植が終わっており、田植えの準備の足並みが近隣の水田と揃わないがゆえの
不都合も出てくるかもしれません。

穂を1本取って、米粒の数を数えてみたところ、1本の穂に102粒ありました。
風土の水田のあたりで100粒を超えることは少ないと聞きましたので、
今年は豊作かもしれません。

実るほど頭を垂れる稲穂かな(詠み人知らず)

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

おいしいを、作ろう 株式会社風土

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