みやざき農業日誌

株式会社 風土のスタッフブログです。
風土スタッフの日々や、野菜に関する記事を記録していきます。


おいしいかぼちゃをジッと待つ

10日間ほど更新が滞ってしまいました。
かぼちゃが無事に着果して、フルーツマットを敷いて、なんとか台風18号をやりすごして、
収穫を待っていたら10日が過ぎてしまいました。

ボーッと待ってるわけではなくて、風土は輪作をしていますから、
この間にらっきょうを植えて、さつまいもを収穫していました。

少し脱線しますが、1つの畑に同じ作物ばかり連続して植えていると(連作と呼びます)、
どうしても収穫量が減ってきます。
特定の微量要素が連続して作物に吸収されることによる「微量要素欠乏」や、
特定の病害虫が繁殖しやすい環境になってしまうこと等、様々な要因があるのですが、
これらを総称して「連作障害」と呼びます。
連作したいけど、収穫量を維持したいとなると、微量要素の補給をしたり、
農薬の使用量や使用回数を増やすことにつながりますので、多くの露地野菜農家は
輪作をすることで収穫量を維持しています。
逆に言うと、ビニールハウス等の施設栽培で連作せざるを得ない場合は、
収穫量が減ることや、農薬の散布等による生産コスト増を考慮しておかなくてはいけません。
連作障害に効果があると謳って土壌改良材が売られたりしていますが、どんな要因による
障害なのかを考慮して使用する必要があります。
とりあえず、それらしい資材を使ってみたり、緑肥を植えてみたりするだけでは
根本的な解決にはならないでしょう。

さて、かぼちゃをジッと見ていると、当然のことながら大きいものもあれば小さいものもあります。
このブログの右のほうにある、プロフィールの写真で私が抱えているカボチャは3kg以上ありますが、
こんなのは滅多に採れません(採れたとしても規格外品で処分されます、おいしさは同じですが)

同じように管理してきたのに、お待ちかねのかぼちゃが着果して、肥大期になって
差が出てしまうのは非常に痛いのですが、ここに栽培の醍醐味もあります。
特に大きな畑の真ん中あたりで小型のかぼちゃが散見されることから、
可繁茂により通気性が悪くなったことが原因ではないかと考えています。

今年は全体的に豊作です。ご期待下さい。
 

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プロフィール

株式会社風土 社長 濱口陽行(ふうどしゃちょう はまぐちたかゆき)

1975年10月6日、東京都生まれ高知県育ち。普通科高校~大学法学部からIT関連のセールスを経て2008年10月1日に農業生産法人である株式会社風土を設立。

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